保険業界の再編が激しく、派遣業界の風当たりも厳しいなか、なんと第一生命保険相互会社が約3,200人もの派遣社員を直接雇用に切り替えるという。
新しい人事制度である「スタッフ制度」を創設。それに伴って、人材派遣の子会社である「株式会社第一生命キャリアサービス」は、来年の3月末で事業を停止することになる。「スタッフ制度」の概要は次のとおり。
・勤務のタイプは、「1日7時間勤務、週5日の月給制」「1日6時間勤務、週5日の月給制」「1日5時間勤務、週5日か4日の時給制」の3つ
・雇用契約は1年ごとに更新される
・勤務成績に応じて、最長60歳(条件により65歳)まで雇用契約が更新される
・勤務成績による昇給や正社員雇用制度がある
・移行時期は来年4月1日から
これは派遣社員だけではなく、契約社員(約800名)も適用されるという。このような待遇の改善により優秀な人材を囲い込み、サービスの品質向上を狙うようだ。
現在、「日雇い派遣」で注目されている派遣法の改正の議論では、大企業の派遣子会社がグループ企業への派遣を行う場合(もっぱら派遣と呼ばれているらしい)には、派遣数全体の8割以下に規制することも検討されているという。
