人材派遣の大手である株式会社パソナでは、2005年11月からフリーター向けの教育・研修事業を行う「仕事大学校」を開校しているという。
「仕事大学校」で2ヶ月間の基礎研修を受講した後、さらにパソナが紹介する派遣先企業で1年間の実務研修を受ける。大学校在学中は授業料94,500円が支払うこととなるが、実務研修中の給料で分割払いができる仕組みだ。
入校する人のなかには、いわゆる「年長フリーター」も含まれている。「年長フリーター」とは、バブル崩壊後の就職氷河期に正社員として就職できなかった人たちだ。
フリーターは、その年齢が高くなってきていることが問題となっている。政府も本格的に対策に乗り出した。一般に25歳~34歳を年長フリーターと定義していたが、政府の経済対策では35歳以上のフリーターにも対象を拡大した。年長フリーターは特に正社員として基礎技能を積むことができなかった場合が多く、基礎技能を習得させ、就職支援を行うといった狙いがあるようだ。
「仕事大学校」では3年間で約170人が受講し、卒業した130人のうちの30%は派遣された企業でそのまま雇用されているという。自分で就職活動した企業で雇用された人も30%いるという実績を持つ。
自ら望んでフリーターになったわけではない人も多い。このような就職支援により多くの人が安定して働くことができれば、日本経済の活性化にもつながるはず…。 ![]()
