総合人材サービス・人材派遣業の株式会社フルキャストが、厚生労働省から事業停止処分を受けることになるという。フルキャストへの事業停止命令は、今回で2度目となる。

フルキャストは労働者派遣法が禁じている建設・警備業へ労働者を派遣し、昨年3月に事業改善命令を受けた。しかし、その期間中も港湾作業に労働者を派遣していたため、昨年8月に、支店ごとに1~2ヶ月の事業停止処分を受けたのである。

だが、この期間中も労働者派遣を続けていたことが分かり、事業停止命令を出すことを決めたようだ。この命令が出されると、新たな派遣契約による労働者派遣はできなくなる。

人材派遣会社の問題が次々と表面化し、日雇い派遣労働の規制強化の法改正も叫ばれている。フルキャストでは日雇い派遣労働者が同社の4割ほどを占めるという。こういったことで一番に影響を受けるのは労働者である。今後このようなことが起こらないように、フルキャストには信頼回復のためのしっかりとした対応をしてもらいたい。